なんともまぁ、前にここに書き込んだのは去年の年末。そしてその後半年以上もたってしまいました。
そしてその間すでに夏学期も終わり、昨日のオープンキャンパスみたいなもので学科長としての仕事も実質的に終わりです(たぶん)。今学期は任期最後なので、ほとんどやる気もなく、大切なことはかなり副学科長に丸投げしてしまい、もうトラブルもなく終わるかと思ったものの、また最後の最後で学長とけんかになり、おそらくこのまんま終わりそうです。いい加減あの学長も何とかならんのかと思うものの、もうどうせ学科長ではなくなるので、まぁいっか。で、来学期はサバティカル。いい加減にあちらこちらに散らばってる、半屍状態と化した論文たちを形にしてあげねば…。
友人「ところでコンスタンツはどうよ」
自分「いやぁ、さっさと出て行きたくて、他の職を探してる所」
友人「お前のとこのよりいい学科なんて、ほとんどないぞ」
自分「でも、あの街では死にたくない」
友人「死ぬのにもっとひどい街はいくらでもあるけどな」
…それって全然フォローになってないぞ
それでなくとも多いメールがさらに増えた。それも学内のいろんな知らない人からメールが来るようになった。さらに、何のこと?ってな内容のメールが少なくない。そんなメールを理解しようと努力するなどというのは時間の無駄である。それより、宛先を見てうちの学科の事務のトップにもメールがいっているかを確認して、もしも彼女のアドレスがあれば即刻メールは消去。なければメールを転送して、やっぱり読まずに消去。もしも重要かつ至急な案件であれば、すぐに電話がかかってくるはずである。
向こうとしても生半可な知識に基づいておかしなことされて、後始末に追われるよりは、全部自分でやったほうが楽だろう。それにこっちとしても、ほとんどの案件については、彼らの決定にとやかく言うことはまずない。だって俺の研究にも給料にも関係ないことなんぞ、正直どうでもよい。そんな自分はスタッフにすればきっといい学科長である(と思う)。
…なんていいながら政治家もみんな秘書やらスタッフやら官僚にみんな任せてんだろうなぁ。それでも世の中動いてるのである。…というよりだからこそ動いてんだろうな。
ということは昨日までは夏時間(当たり前だ)。にもかかわらず昨日から雪。
なんだか今日は、昨晩変な時間に目が覚めて、そのまま本などよんでしまい、寝不足のまま学校に。おかげで昼過ぎからだるくてしょうがない。それでも何とか、ここのところずっとかかりきりであった研究費の申請書を何とか片付ける。もういい加減に来週には出す。
で、その関係で履歴書を見直している際に、自分で書いた論文であるにもかかわらず、それがすぐに見当たらずグーグルで呼び出してたら、何とまぁ
こんなサービスがあることを始めて知った。もちろん、ちゃんとしたCitation Indexに比べればかなり評価が甘く、絶対数はそれほど信用はできないわけだけれど、時系列に見て引用数が2009年をピークに落ちているというのは、実に納得がいく。
要するに、ここにきて以来、生産性ががた落ちということ。